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歯科医師が選ぶ「自分の歯のクラウン」—最適な材料とその理由を徹底解説!

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歯科医師が選ぶ「自分の歯のクラウン」—最適な材料とその理由を徹底解説!

歯科医師が選ぶ「自分の歯のクラウン」—最適な材料とその理由を徹底解説!

2025/02/11

歯科医師が選ぶ「自分の歯のクラウン」—最適な材料とその理由を徹底解説!

 

クラウン治療(被せ物)は、歯を補強し、機能と審美性を回復するために行われます。現在、さまざまな種類のクラウン材料がありますが、もし歯科医師が自分の歯にクラウンを入れるなら、どの材料を選ぶのか? という疑問を深掘りしていきます。

 

歯科のプロが自分のために選ぶクラウン材料は、「見た目の美しさ」「耐久性」「生体親和性」「清掃性」 のバランスが取れたものになります。本記事では、それぞれの材料の特徴を比較しながら、歯科医師が実際に選ぶクラウンとその理由を解説していきます。

 


 

歯科医師が選ぶクラウン材料とは?

 

✅ 結論:審美性と耐久性のバランスを考えるなら「ジルコニア」または「オールセラミック」

 

多くの歯科医師が、自分自身の歯にクラウンを入れる場合、ジルコニアクラウンまたはオールセラミッククラウン を選ぶ傾向があります。その理由を詳しく見ていきましょう。

 


 

主要なクラウン材料の比較と選択基準

 

1. ジルコニアクラウン(フルジルコニア or ジルコニアセラミック)

 

✅ 歯科医師がジルコニアを選ぶ理由

 

  1. 圧倒的な強度(金属と同レベルの耐久性)

    • ジルコニアは「人工ダイヤモンド」とも呼ばれ、非常に硬く、奥歯など強い力がかかる部位でも破折しにくい。
    • 長期間使用してもすり減りにくく、20年以上の耐用年数が期待できる
    •  
  2. 金属を使用しないため、アレルギーリスクがない

    • 金属アレルギーを気にせず、長く使い続けられる。
    •  
  3. 審美性に優れる(特にジルコニアセラミック)

    • フルジルコニアはやや透明感に劣るが、ジルコニアセラミックは天然歯に近い透明感を持ち、前歯でも違和感なく馴染む。
    •  
  4. 汚れがつきにくく、虫歯の再発リスクが低い

    • 表面が滑らかで、プラーク(歯垢)がつきにくいため、2次う蝕(むし歯の再発) のリスクが低い。
    •  

ジルコニアのデメリット

  • 硬すぎるため、対合歯(噛み合う歯)をすり減らしてしまう可能性がある
  • 天然歯ほどの透明感はない(ただし最新の高透過性ジルコニアは改善されつつある)
  •  

結論:強度と長期安定性を重視するなら、ジルコニアが最適!

   特に 奥歯 に使用する場合、ジルコニアは第一選択になることが多いです。

 


 

2. オールセラミッククラウン(e.maxなど)

 

✅ 歯科医師がオールセラミックを選ぶ理由

  1. 天然歯に最も近い透明感と美しさ

    • 「e.max(イーマックス)」などのオールセラミッククラウンは、最も審美性が高く、自然な歯の色や質感を再現できる
    • 変色がほぼなく、長期間白さをキープできる。
    •  
  2. 金属アレルギーの心配なし

    • 完全なセラミック素材のため、生体親和性が高く、金属アレルギーのリスクがゼロ
    •  
  3. 歯に優しい

    • 天然歯とほぼ同じ硬さ のため、対合歯(噛み合う歯)を傷つけにくい。
    •  

オールセラミックのデメリット

  • 強度がジルコニアより劣るため、奥歯には向かない場合がある
  • 高価(保険適用外)
  • 咬合力が強すぎると破折リスクがある
  •  

結論:審美性を最優先するならオールセラミック!

   特に 前歯 では、オールセラミックが第一選択になります。

 


 

3. メタルボンドクラウン(内側が金属・外側がセラミック)

 

✅ メタルボンドのメリット

  • 適度な強度と審美性
  • 長年の実績があり、安定した治療法
  •  

メタルボンドのデメリット

  • 金属アレルギーのリスク
  • 歯ぐきの黒ずみが起こる可能性
  • 経年劣化で金属が露出することがある
  •  

結論:現代ではジルコニアやオールセラミックが主流のため、メタルボンドはあまり選ばれない


 

歯科医師の選択基準まとめ

 

部位別に最適なクラウンを選ぶなら?

 

部位 最適なクラウン
前歯 オールセラミック(e.maxなど)
小臼歯(犬歯・4,5番目の歯) ジルコニアセラミック or オールセラミック
奥歯(臼歯・6,7番目の歯) フルジルコニア

 

なぜ歯科医師は「金属のクラウン」を選ばないのか?

  • 金属アレルギーのリスク
  • 審美性が悪い
  • 経年劣化で歯ぐきが黒ずむ
  • 汚れがつきやすく、2次う蝕のリスクが高い
  •  

歯科医師が自分の歯を守るために選ぶのは 「美しくて強く、長持ちする」材料 なのです。

 


 

まとめ|歯科医師が選ぶ「理想のクラウン」

 

もし歯科医師が自分の歯にクラウンを入れるなら、次のように選択します。

 

前歯 → オールセラミック(e.max) or ジルコニアセラミック 審美性重視
小臼歯 → ジルコニアセラミック or オールセラミック美しさと耐久性のバランス
奥歯 → フルジルコニア強度を最優先し、長持ちさせる

 

「どのクラウンが良いかわからない…」という方は、審美性・耐久性・生体親和性を考え、ジルコニアまたはオールセラミックを選ぶのがおすすめ です。

 

歯は一生モノ。自分にとって最適なクラウンを選び、健康で美しい歯を長く保ちましょう!

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